行事報告 201

2011年1月5日〜14日 西宮市 「シニアが見た世界の自然と暮らし」 写真展

西宮市国際交流協会共催・西宮市後援で写真展が開催されました。

JR西宮駅前のフレンテショッピングセンター4階の交流協会前のロビーを会場として、シニアボランティアが撮った各国の貴重な写真を展示しました。JICAシニアOV会では、色々な開発途上国の自然と暮らしを市民の方々に写真を通して知って戴く、社会還元の一環として行なわれました。会場には多くの市民が訪れ、鑑賞していました。

アンケート等を通しての感想では、「展示作品の雰囲気がよかった」、「素晴らしい活動だ」、「子どもの生き生きとした目がとても印象的だった」等、好評でした。これを機会にシニアボランティアの活動を広めていくことが大切だと感じました。お忙しい中写真展示作業や後片付けに、シニアOV会と西宮の会の皆さんに大変お世話になりました。有難うございました。          (文責 橋本力OV

日  時: 1月25日(火) 13:00 〜 15:00 

場  所: 明石生涯学習センター分室 (明石市立図書館2F)

講  師: 齋藤恵美子さん

対象者: 明石シニアカレッジ 国際交流グループメンバー26名

演  題: Donde esta Peru?(ペルーってどこにあるの?)

2011312 () 神戸国際交流フェア2011

今回の神戸国際交流フェアは、312()13()2日間の開催を予定していましたが、その前日の11日、東日本大震災が起こりました。この突然の大惨事を受け、フェア実行委員の決断で、プレイベントの12日のみかろうじて開催、メインイベントの13日は急遽「中止」という運びとなりました(規模を縮小して13日も開催できたかも、との思いもあったとのこと)。

12日のイベントプログラムは、我々JICA兵庫シニアOV会主導の「知らない世界の食を語るトーク」JICA海外ボランティアひょうご応援団主宰)と、同時開催の「外国人スピーチ大会」で、その終了後に恒例の「交流パーティー」が催されました。進行側も参加にお越し下さった方々も、会場の皆が、不安な気持を抱えつつ、イベント参加に少し罪悪感も覚えつつ、初めに一分間の黙とう(山田フェア実行委員長による)を捧げました。犠牲者を悼む気持ちで会場は大きく包まれ、イベントが開始、進行していきました

「知らない世界の食を語るトーク」は、JICA兵庫の伊禮所長が司会を務められました。

JICA職員ボランティア参加としてご紹介)、5名の発表メンバーが各自のテーマ国の食文化について発表とトーク繰り広げました。メンバーとして青年海外協力隊員OB2名(小川環さん:ニジェール、椿大亮さん:エクアドル)、マレーシアからの留学生チュー・フーションさん、シニアOV会2名(早瀬雅博さん:ヨルダン、橋本 力さん:パラオ)が参加されました。前半は各発表メンバーがパワーポイントを使い、持ち時間をフルに活用しそれぞれの国の食を詳しく発表していきました。アンケートでも「大変良かった、どの人の話も興味深良いテーマであった」等回答を頂きました。若干の休憩を挟み、後半は、前半の発表内容を踏まえ、「トークショウ(ディスカッション)」を展開していきました。司会者(伊禮所長)の卓越したリードの下、食文化理解、ひいては異文化理解の場とする事が出来、大変有意義な機会となったと感じられました。

シニアOV会から出演された橋本 力OV(右端)     早瀬OV(右端)

 

他のアンケート結果(抽出)・・・?@宗教的違いもあるという説明が詳しかった。?A質疑応答が活発で、丁寧な回答や説明が良かった?B解説者が良かった?Cものすごく楽しかった。今まで見たことも聞いたこともない食材、食習慣がわかった(ねずみの丸焼き、フルーツバットなど)?D納豆、ドリアンなど臭いものの話で笑いが出た?E初めて参加しましたが、世界中で活躍している日本人がいることに敬意を表します。毎年、海外旅行をしますが、観光です。でも観光でもしっかり見て来ようと思います。

また後半のトークショウで質問・発言歓迎の際、一般参加者から「JICA食堂は世界の料理が食べられるのでお薦めです」という意見が出たので、「私はそこの職員なんです、宣伝をして頂いて有り難い(伊禮所長談)」という話になり笑いが起こるなど、会場は和やかでアットホームな雰囲気でした。実はこのプログラムは実施に当たり、「JICAという看板を表示しない」という約束事があったので、設営も宣伝も控えめにしていたのですが、図らずも「JICA」のことが話題に上ってしまったような次第です()

 最後に、我々帰国者が海外で知ったことやちょっとした気づきなどを皆さんとシェアできる機会を持てた事に感謝する(総合司会:長野)旨、締めの言葉とさせて頂き閉会致しました。

なお、当日の会場には、例の世界の写真(宝塚写真展のOV会員出展作品)を展示し、休憩時間等には他会場の方々も見に来られ、こちらも好評でした。このプログラムの成功裏には、こうした展示や会場設営の準備、写真撮影、機材操作など、早瀬会長以下OV会員のそれぞれの係わりがあり、またもとより伊禮所長ご指導の下の各人の発表準備の積み重ねが大きく奏功しました。皆様お疲れさまでした。

              参加された方々も熱心に耳を傾けられた。

また、別の部屋で同時開催された「外国人スピーチ大会」も大変盛況でした。当会員の鈴木さんがご推薦下さったサモア人留学生もスピーチされ、津波被害への支援の気持ちも表して下さったとの事です。開催自体が危ぶまれた今回、来場者数に影響はあったことでしょうが、両イベントとも成功裏に終了し、開催意義が十分あったと言えるでしょう。

中止となった13日(メインイベント)は、予定ではJICA海外ボランティアひょうご応援団との共催で「世界の国旗のキーホルダー作り」及び「おもしろクイズ!JICA海外ボランティア」を計画していたところ、開催ならずで、残念でした。しかし来年のフェアに向けてこれらの準備が大いに生かされることと期待されます。          (土井OV・田中OV(写真)/ 長野OV(記)

伊禮所長のまとめのご挨拶(抜粋)

各国のいろいろな事例を紹介して戴きました。変わった食習慣、食材、料理方法、また匂いが強烈な食べ物など、正にいろいろな違いがありました。ネズミやこうもりを食べることから、「彼らは文化の程度が低い」「野蛮だ」「汚い」とか、偏見を持って他国を見ることは止めないといけない。鯨を食べる日本人がそう思って欲しくないのと同じです。そこの文化や自然環境などが教えてくれた知恵の上に、培われた食文化であり食習慣だと思います。その国の文化や伝統をもつものが築き上げた先に、今の食文化があり食の伝統があります。敬意の念を持って他の国と接していかないといけません。神戸はそういう多様性を受け入れる文化が培われる土地であって欲しいし、私達がそういう文化を一緒に育んでいけたら良いなと思います。

(ひょうご応援団として一つにまとまり、良い企画を実行に移すことができて真に幸いでした。文責 事務局)

例年より控え目に開催された 交流パーティ会場での風景

2011年5月10日(火) 環境学習の授業(西宮市立高須小学校4年生)

  ( JICAシニアボランティア パラオ共和国派遣(H.17~H19)橋本 力OV )

  

地球の危機!

 便利で快適な暮らしを手に入れることに成功した私たちはつい「人類は地球に生かされているのだ」という認識を忘れがちである。

 燦燦と降り注ぐ太陽の恵み、新鮮な空気や水、豊かな実りをもたらす土、大地を浄化し多様な生命を育む森林、地球に埋蔵されている天然資源の活用を図ることが重要である。

 生命の維持に欠かせない多くの恵を与えてくれる地球環境は相互に作用しあい、絶妙なバランスを保ちながら人類を含む地球上の生物を守り続けてきた。

 しかし、「地球は祖先からの贈り物ではなく、未来からの借り物である」とアメリカンインディアンの生き方を象徴する言葉であるとされている。

 現在の地球は淡水の枯渇、人口爆発、食糧危機、地球温暖化等の対策を早急に解決していかねばならないと考える。

 そこで、子ども達の世代から一人ひとりが環境問題を見直し、身近なところから始める地道な活動が期待されている。自然を恩恵、自然を畏敬する教育を展開することが大切である。それが未来に繋がる橋渡しになると信じている。

市民一人ひとりがこの問題を真摯に受け止め、日常生活を見直す機会になればと期待する。

 

2011年5月20日(金) 「明石魚住コミセン 高齢者大学 」

場 所:明石市 魚住コミュニティーセンター

対象者:高齢者大学魚住学級生 約60名

講 師:長野悦子さん

演 題:「オリーブオイルは国民食・・・チュニジアでの暮らし」

 

内 容:

1、 チュニジア国概要(及び ジャスミン革命)

面積:16万3,610平方キロメ-トル 日本の約2/5) /人口:約1,043万人 /国旗:月と星のデザイン(イスラム諸国同様)/民族:アラブ人(98%)、その他(2%)/国民性: 欧州(特にフランス)文化の影響大、アフリカ大陸No.2の発展国→自負心 /言語:アラビア語(公用語)、フランス語(第2公用語)/通貨: 1Tdt(チュニジアンディナール)=58.9円(2011.5.11現在)←  85.5円(2006年)下落大  /国教:イスラム教 スンニ派(多数派) →「ソフト イスラム」 

政治: 前元首:ベン・アリ大統領。87就任後2010年5選後 ジャスミン革命で海外逃亡(2011年1月)。 現在、暫定政権下。7月に議会選挙予定。 国内混乱中(イタリアへの流入など) /

ベン・アリ大統領の施策 ?問題点: 国家の私物化、情報省設置、警察国家・・・?評価される点:  経済改革、IT促進、高等教育充実、安定性(→裏腹に革命に繋がる)/産業:農林水産業、製造業(繊維)、非製造業(建設他)、サービス業(観光業):輸入額過多を埋め合わせる新産業)

2、 指導科目・配属先について:インキュベータ(企業設立支援施設)が13→28か所に増加(‘06、’09年比)。EU及びその関連支援機関が大型有望起業案件のみを支援するのに対し、JICAの位置づけは中小案件に手の届く支援(2006年現在)。

3、 オリーブオイル体験:チュ国産のオリーブオイルは質が良く、輸出高も世界第3位でありながら、輸出先は、輸出国第1、2位のイタリア、スペインが占める、という矛盾を抱える。

4、 チュニジア街角スナップ:現地の写真紹介                    以 上

長野悦子さん講演感想

 本年1月、チュニジアで国民の不満から暴動が頻発し、前大統領が亡命して政権が崩壊する事態(ジャスミン革命)になった。その後、中東各地で同様の国民運動が繰り広げられた為、受講者の多くはチュニジアという国はどんな国であろうかと熱心に聞き入っていた。講演内容はチュニジアの概要、オリーブオイルについての話、沢山の写真紹介など興味深いものであった。(早瀬雅博記)

 

2011年6月29日(水) 「兵庫県立洲本実業高校」 13:15 〜 15:05 

場 所: 兵庫県立洲本実業高校 教室

講 師: 早瀬雅博 

対象者: 洲本実業高校 商業・国際ビジネス科 生徒20名と教師4名、計24名

演 題: 私のボランティア体験

 JICAの出前講座として、JICA兵庫より講演依頼があり、洲本実業高校で講演をした。生徒20名は予想に反し全員が女性であった。


 

[講演内容]

1.海外ボランティアに参加した動機

 シニア海外ボランティアとしてタイ、ヨルダン、ドミニカ(共)へ行き、指導を行って来たが、初めは海外でのんびり生活して見たいという軽い動機であった。2,3回目は1,2回目のボランティア活動の充実感から応募した。

2.ヨルダンの概要

 位 置 : 中東(イスラエル、シリア、イラク、サウジアラビアに囲まれた国)

人 口 : 595万人

宗 教 : イスラム教 93%、 キリスト教 7%

土 地 : 80%が荒れ地と砂漠

水資源 : 世界で2番目に水資源の少ない国

安 全 : 中東では比較的安定した国

(米国によるイラク攻撃前後は危険な状態であった。)

3.配属先と任務

 ヨルダン職業訓練公社の一部門である職業安全衛生学院に配属され、教師陣に日本的労働安全衛生手法を指導する目的で派遣された。教師陣に指導をすると共に、企業へ出掛け、企業の労働安全衛生指導を行った。

4.企業指導の一例

 プラスティック工場で5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)、無災害記録の掲示、安全意識の向上等の指導を行った。年間25件から30件あった労働災害が5ヶ月間の指導で、軽い捻挫が1件のみという好結果が得られた。

5.第1回全国労働安全衛生週間

企業訪問や企業指導を通じて、トップからボトムまで労働安全衛生意識の低い事が分かったので、労働安全衛生週間の実施を提案し、労働省、保健省、社会保障公社、JICAヨルダン事務所、マスコミ等を巻き込んで実施した。ロゴ、ポスター、安全衛生小冊子、T-シャツ、帽子、横断幕等の作成から、記念式典、講演会(7会場)、写真展、ポスター展、保護具の展示、JICAコーナー、抹茶サービス等まで盛り沢山の行事を行った。

マスコミはテレビ、新聞、ラジオ、携帯電話等が副労働大臣の依頼に応えて、無料で大々的に宣伝してくれた。最終的には大成功であったが、週間実施に至るまでは苦労の連続であった。アラブ人の気質を表す言葉にアラブIBMという言葉があるそうですが、Iはインシャ―ラ(神の思し召しのままに)、Bはブクラ(明日)、Mはマーレシュ(仕方がない)で、私達日本人とはかなり考え方が違う事が分かった。

6.海外ボランティア活動は何故必要か?

 指導教官の司会の下、生徒たちから意見を出して貰い、海外ボランティア活動の意義を考えて貰った。その後、私の考えを述べ、若い皆さんにも是非参加して貰いたい。その為には、今から英語や日本文化についての勉強をしっかり行い、何か特技を持つよう努力してほしいと指導した。

7.ヨルダンの写真

 

 沢山のヨルダンの写真、小冊子、雑誌、衣装、アザーンの鳴る目覚まし時計などを見て貰った。休憩時間中はアラブ音楽を聴いて貰った。                以上           (写真、文 早瀬OV)   

 

JICA出前講座

日  時: 7月20日(水)  13:30 〜 15:30 

場  所: 明石市 大久保コミセン 

講  師: 坂元正裕さん

対象者: 明石市 大久保コミセン 高齢者大学 

演  題: 「建国に燃えるインドネシアの人々と社会事情」

 

日  時: 7月20日(水)  13:30 〜 15:30 

場  所: 三田市中央公民館 

講  師: 今中成吉さん

対象者: 三田市 高齢者大学 国際交流コース 約60人

演  題: 「タイについて」 (未定)

 

日  時: 7月20日(水)  13:30 〜 15:30 

場  所: 明石市 大久保コミセン 

講  師: 坂元正裕さん

対象者: 明石市 大久保コミセン 高齢者大学 

演  題: 「建国に燃えるインドネシアの人々と社会事情」

 

宝塚市国際交流協会写真展 

日  時: 8月26日〜8月30日

場 所 : 宝塚市立国際・文化センター

 

2011年11月3日(木)第44いながわまつり に写真展で参加(10:00 〜 16:00
場所: 猪名川町文化体育館(イナホール)屋内展示会場、(他に 猪名川町総合公園、生涯学習センター)
主催: いながわまつり実行委員会(後援:猪名川町・猪名川町実行委員会)
テーマ: 「元気 はっしん! いながわまつり
7月1日に猪名川町のホームページに掲示された「いながわまつりへの参加申し込み要領」によると、
「猪名川町に直接関係のない団体は参加できない」と最初に注意書きされていた。猪名川町在住の竹村さんにこの点について確認をお願いし、9月初めの猪名川町の説明会にも出席していただいた。その結果当会も写真展に出展させていただけることになり、入り口から入って直ぐ右側の最善の部屋でしかも最初のパネルの両面に、50枚の写真を展示することが出来たことは、正に竹村さんのご努力のお蔭だったと思います。
 

総合公園など野外で出店する屋外の部は56団体、総合公園のステージを使った屋外ステージの部は
5団体、文化体育館や生涯学習センターで作品展示を行う内の部は40団体、イナホールの舞台を使ったホールの部は23団体、延べ124団体が出演した。屋外ステージでは、ハピーズのコンサートと子供たちに人気の「仮面ライダーフォーゼ」のキャラクターショーも実施されたので、お孫さんと一緒に参加されたら、結構楽しんでもらえることと思います。 11月3日は毎年晴天となる確率が高い特異日で、若干雲が多かったが 今年も まずまずの良い天候に恵まれた暖かい一日だった。
なお橋本 力さんには、2日間とも西宮から猪名川町の間を往復 自家用車を運転して下さり、参加した会員の時間と交通費を大変節約することができました。また3日に撮った下の写真には写っていませんが、2日には高砂市の小海さんが50枚の写真をパネルに貼る作業をお手伝いして下さいました。ここに ご報告させて戴き、お二人に こころからお礼を申し上げたいと思います。

s-DSCN0284(写真は左から 橋本(力)OV、早瀬OV、坂元OV、田中OV、竹村OV、冨永OV)

(3.3 )講演会の詳細報告

2011年 9月7日(水)明石市高齢者大学 講演会   9:30〜11:30 明石市魚住東コミセン
11月2日(水)明石市高齢者大学 講演会   9:30〜11:30 明石市望海コミセン
対象者:高齢者大学 学生 約80名。
講 師:早瀬雅博OV
演 題:「微笑みの国 タイ Amazing Thailand」
内 容: 
1998年、未だJICAのシニアボランティア制度があまり知られていなくて、年間の派遣者が60人位の時に応募し採用され、1999年春にタイへ夫婦で出かけた。
5月、タイのドムアン空港の外に出た時に、どっと体中から汗が噴き出した事を今でも鮮烈に覚えている。初めてのボランティア活動、初めての長期海外滞在で胸を膨らませていた。タイでは仕事も遊びも充実出来たのでタイについての講演会を早く開きたかったが、当時はデジカメとプリンターが良くなかった為、フィルムカメラを持って行ったので、写真のパソコンへの取り込みが面倒で、これまでタイについての講演を避けてきた。今回、タイについての講演の出来る機会を与えて頂き感謝している。
以下講演の概要について記す。

  1. 自己紹介

SV参加の動機、タイ、ヨルダン、ドミニカ共和国でのボランティア活動について説明。 説明: C:\Users\hayase\Pictures\望海コミセン講演会111102\PB020051.JPG

 

 

 

 

  1. タイの概要
  2. 面積  日本の約1.4倍
  3. 人口  6,338万人(2008年末)
  4. 首都  バンコク (クルンテープ=天使の都)
  5. 民族  タイ族、華僑、マレー族、山岳少数民族等
  6. 言語  タイ語
  7. 宗教  仏教 94%、イスラム教 5%
  8. 政体  立憲君主制
  9.  元首  プミポン・アドゥンヤデート 国王

(ラーマ9世王)(’46年6月即位)       

  1. 議会  下院 500名 上院 150名
  2. 首相  インラック・チナワット (2011.8.5)

      この他に最近の台風被害、政治情勢、タイの歴史、王室などを紹介した。

  1. 私のボランティア体験

産業省傘下の工業促進センター第10地区(スラタニ)に配属され、タイ南部7県下の中小企業
15社に生産管理や品質管理を指導した。その内の1社(製材所)の実績を紹介した。5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)、各種検査規格や製造マニュアルの制定、倉庫管理システムの構築、煙管ボイラの酸洗処理、各種改善などを実施し、年間日本円にして数千万円のコストダウンを図る事が出来た。帰国半年後、国際品質規格であるISO9001が認証された事と指導した若きエンジニアが工場長に昇格したとの連絡を受けた時には、指導してきた甲斐があったと心から思った。
(4)タイについて
    タイ語、祭り、果物、食事、物価などについて紹介した。
(5)タイ各地の写真紹介
バンコク、チェンマイ、黄金の三角地帯、アユタヤ、カンチャナブリ、スラタニ、プーケット、サムイ島などを写真で紹介した。
(6)その他
    家内も私の勤務先、ロータリークラブ、大学、高校などで、日本語や日本文化を指導した。社交ダンス、テニス、旅行、パーティなどもタイの人達と一緒に楽しんだので、多くの友人や知り合いが出来、帰国時には50〜60人の人達が空港まで見送りに来てくれ感激した。      以上 
 (文:早瀬OV)

西宮講演会 2011年11月5日(土) 午後1時〜4時 JICA兵庫シニアOV

 西宮市国際交流協会との共催、西宮市・西宮市教育委員会とJICA兵庫の後援で、JR西宮駅前の「フレンテ」4階の国際交流協会の会議室で写真展の第1日目に開催された。テーマは「世界の祭り」を中心に
ドミニカ共和国(五百森OV: 思い出のカーニバル)、コロンビア(冨永OV: 魅力あふれるコロンビア)、
ボリビア(杉本OV: 健康づくり ふれあいまつり)、パラグアイ(小海OV: パラグアイのお祭り)、サモア
(鈴木OV: 太平洋の真珠 SAMOA)、パラオ共和国(橋本力OV: 常夏の島 パラオ)の6カ国の講演で1人20分(質疑応答5分)の持ち時間で行なった。聴衆者は20人余りだったが、講演後に質疑応答の時間を設定し、派遣国おいての現地人の考え方や生活の様子について鋭い質問が多かった。  
また、アンケートでは、「ニュース等にあまり取り上げない国々のお話はとても興味深く拝見しました」「現地の人々の生活の実態がもっと知れればよかった」とのご意見があった。
また、「このような講演会があれば、是非参加したい」との意欲的な感想も頂いた。
少ない聴衆者であったが、今後も地道な活動が必要である。

西宮写真展 2011年11月5日(土)〜18日(金) JICA兵庫シニアOV会 
 講演会と同じ共催・後援でフレンテ4階のロビーで開催した。11月3日のいながわ祭に出品した写真を50点展示した。今回は講演会のテーマにあわせて「世界の祭」を一部取り入れた写真も展示した。
アンケートでは、「世界の文化や風習を写真から学べました。子どもたちのステキな笑顔が印象的でした。
お身体に気をつけてがんばってください。」「とても素敵な写真が多くあり、興味深く感じました。」との感想があり、参観者は非常に関心を持たれていた。
 なお、期間中にパラオ共和国の写真ハガキを「自由にお持ち帰り下さい」と記して30枚置いたが、全て持ち帰えられていた。今後、イベントの際には、小物を提供することも考えることが必要であろう。
 ※ ○ 今後の西宮のイベントとしては、4月後半〜5月連休 写真展、5月連休最終日 講演会を企画中。
      場所: 西宮リゾ鳴尾浜ウォータフロント。
○講演会の開催を各公民館、生涯大学へプッシュしています。(文責 橋本 力OV )(写真 事務局)

DSCN0299-1s-DSCN0301-1

 写真を展示し終わった会場風景   
                    写真展の準備と講演会に参加したシニアOV会の皆さん

平成23年11月30日(水)国際交流ボランティア ワークショップ 18:00~20:00
場所 KICC神戸国際コミュニティセンター
講師:元JICAシニア海外ボランティア 今村 肇OV
演題: 〜JICAボランティアの経験から〜
 インドネシアにおいての文化的背景の異なる人同士が「お互いを知る」ことの難しさにJICAボランティアとして活動された任地での経験、言葉の壁、社会的背景の違い、現地での生活、現地の方との絆・目に見えない心のバリアー、様々な壁を乗り越えたからこそ得られたものなど分かりやすく講演された。参加型ワークショップ形式で聴衆の方も熱心に質問・討議が行なわれた。                  (文・写真 橋本 力OV)

s-今村−1s-今村ー2s-今村ー4


 2011年 12月15日(月)平成23年度 3次隊
出発前に兵庫県庁表敬訪問とJICA兵庫で派遣前オリエンテーション
  
  
新派遣ボランティアの皆さん   新派遣SVの皆さん(左から柳島さん、山野さん、筆者)                                                               


10/15 (土) 加東市国際交流協会        鈴木俊章 (国際理解教室 サモア)
11/ 1(水) 明石シニアカレッジ        杉本和恵 (ボリビアについて)
11/ 2(水) 明石市望海コミセン 高齢者大学  早瀬雅博 (タイについて)
11/ 5(土) 西宮市国際交流協会 講演会 橋本力OV、五百森OV、杉本OV、鈴木OV、小海OV、冨永OV
11/ 5 〜18   西宮写真展
11/15(水) 明石市野々池コミセン 高齢者大学  大久保博司 (チュニジアについて)
11/30(水) 神戸国際コミュニティセンター  今村 肇 (JICAボランティアの経験から)